スタッフが満たされない現場から「顧客満足」なんて生まれない

「トリムタブジャパンって、いったい何の会社なの?」
的なことを最近、あらためてよく聞かれます。


もともとモバイルを活用したマーケティングコンサルティングを軸にスタートしているのですが、一昨年からは、モバイルからすこしカバー範囲を拡げ、「リアルとデジタルを横断する顧客戦略」をお手伝いする会社、と改め、サービスメニューを増やしています。


象徴的なのが、一般の従業員やスタッフさんに向けた「デジタルマーケティング」の研修
いわゆるネット担当のスタッフさんだけでなく、直接ネットやサイトの運営とは無関係なスタッフの方々に、ネットやソーシャルメディアマーケティングの可能性をお伝えする、というもの。


ブログで書くと、お恥ずかしながら、自画自賛みたいになりますが、ご好評いただいてます(笑)。


単に、セミナーをしておしまい、ではなくて、最新のデジタルマーケティングの状況をお伝えした上で、その後、わたしたちの会社が「いま持っている強み」はなんなのかをみんなでディスカッションし、最終的に、研修スタイルのまま、具体的なサイト企画までをみんなで作ってしまうというものです。
弊社ホームページでも、そのサービスの流れをアップしていますので、ご興味あったらご覧ください。


強く感じるのが、スタッフや従業員さんの熱意や、やる気が企業を動かしているんだ、ということ。
「顧客戦略」をつくるうえで、「顧客満足」を考えるのは当然。
しかしフロントエンドで顧客満足をつくる立場のスタッフ・従業員が満たされていなければ、どんなにすばらしい戦略も絵に描いた餅になってしまいます。


「顧客戦略づくり」は、じつは「スタッフ・従業員さんを満たす取り組み」でないと意味がないんですね。


どうやってサイトやネットと無関係な皆さんを満たすような取り組みをプロデュースするのかは、企業ヒミツですが(…ということにさせていただきます。一応)、一般スタッフの皆さんは、ほんとうにものすごいパワーやアイデアを持っています。ネットやマーケティングとまったく関係ないスタッフから出てくる珠玉の智慧を使わないのは、損!です。 


そして、その智慧を引き出して、企業活動に活用することで、逆に彼らのやる気がまた燃え上がります。


水曜日の夕方と祝日の午前中にかけて、研修&ディスカッションプログラムでお会いした皆さん(ふだんネットとは関係のないスタッフさん)が、目を輝かせて最新ネットマーケティングの話を聞いてくれ、そしてものすごく積極的で、刺激的なディスカッションを展開。
講師&モデレータ役を楽しませていただきながら、あらためてフロントエンドの熱意の大切さを感じ、このエントリーを立てました。


HS社のみなさん、ありがとうございました!
来月早々のまとめミーティング、楽しみにしています。