「Web=ソーシャルメディア」時代のモバイルとは?

いつも記事連載させていただいている「Web Designing」さん主宰のセミナーで、昨夜は講師をさせていただきました。
ソーシャルメディア時代のモバイルコンテンツ戦略」というタイトル。

この1年半ほど「モバイル」というタイトルのマーケティング系のセミナーは集客しづらい(笑)という状況を知っていたのでどうなることかと思いましたが、たくさんの方にお越しいただけて、ほっとしました。


約10年に渡る試行錯誤の中で成果を挙げてきた国内各企業の「モバイルマーケティングの知恵」をソーシャルメディア時代にどう活かしていくのか、というテーマで、めいっぱいの具体的事例とともにお話させていただいたのですが、19時からのスタートとは思えないほど、真剣なまなざしをいただきました。
満足度アンケートが楽しみです。

※5/18 14:30追記 参加された方の感想ツイートをご紹介させていただきます

@Shitatakasi なかなか、面白かったです!プレゼンテーターさんはまだまだガラケーの可能性を見出したい!っていう考えを持つ人で、そういう人は自分の環境にはいないと思うので、違う観点を持つ人の話を聞けてよかったです^^*less than a minute ago via web Favorite Retweet Reply

「WebDesigningの読者はデザイナーやプランナーさん」と勝手に決めつけていたのですが193さんは大学生とか。
勉強熱心さに脱帽です。きっとi-modeスタートしたときは小学生ですよ? 
「伝えられた」歓びを感じてます。

このセミナー、役職系の人にも聴いてほしいなぁ。。。less than a minute ago via web Favorite Retweet Reply

「戦略」は担当者ひとりのチカラでは動かしにくい。成功戦略を実行できる組織の風土や文化が大事、というお話をさせていただきました。モバイル×ソーシャルの時代には、そのベースを持つ企業と持たない企業の差がつきますよ、と。まるさんのTweetはそこへの反応かも?

※193さん、まるさん、Tweet転載させていただきありがとうございます!!


講演後に同じ業界の方ともお話させていただきましたが、「モバイル」にはまだまだものすごい可能性や影響力を秘めた事例がたくさんあるのに、実は眠っているものが多いように思います。
「ソーシャル」と「モバイル」の波が同時にやってきている世界の市場に向けて、日本のモバイルのノウハウをもっと胸張って紹介していってもいいはずです。

「もう日本はだめだ。外国は、みんな中国に興味がある」となってしまう。もう日本語を勉強したがる外国人はいないと言うが、うそだ。今年は、(コロンビア大学の日本文学のクラスには)去年の倍の学生が集まった。日本では、ジャパン・バッシングからジャパン・パッシング(日本外し)など、誰かが言い出すと、みんなそれにならってしまう。
日本永住を決意したドナルド・キーン氏に聞く「震災後、米国人の親日感情は最高潮」


最近のスマホブームは、旧来のモバイル業界人にはとまどいを与えているようですが、ドナルド・キーンさんが指摘する通り、過ぎた心配や自己否定をする必要ないのではないでしょうか。
自分たちのしてきた仕事の中には「スマホ」「ガラケー」の壁を越えて通用する真理があることを信じて、いい仕事してゆきましょう。