2011 50の若者キートレンド
(c) きら|写真素材 PIXTA
新年、あけましておめでとうございます。
年末年始と、意外や景気が戻ってきているようだ、という速報が聞かれます。楽天的にはなれませんが(笑)、米国の景気が回復しているといいますから、そのおこぼれなのでしょうか。(経済について詳しいわけではないので、インチキな予測をするつもりはありませんが)新年に明るい話を聞けるのはいいことだと喜んでます。
さて、顧客満足戦略という視点から考えると、今年は「コミュニケーションの新しい形・新しい波」が本格的に花開く年になると読んでます。今年後半あたりには、新しいマーケティングのモデルだとか、ユニークなビジネスやサービスが話題になっているのではないでしょうか。
わたしが直接かかわるところでは、世界的にスマートフォンをベースにした「モバイルWebの活用」が本格的に普及している環境のもと、欧米の企業と大学研究者による成功事例の研究と抽象化が進み、「モバイルWebの戦略的活用」に脚光が当たるのではないか、と楽しみにしています。(あえて「モバイルマーケティング」と言わずに「モバイルWebの活用」と書くのは、モバイル単体ではなくて他のコミュニケーション動線と連動するという意味で…。)
ちなみに、こういう仕事において日本の大学は、ほぼまったく機能してません。ことマーケティングにおいては、欧米のビジネススクールを中心とした産学チームが動き出すのを待つしかないんですね、悲しいけど。
外に持ち出せるネットメディアであり、リアルの対話に割り込むことのできるツールでもある「モバイルWeb」の普及によって、リアルとネットとの境界線は、ますますあいまいになってゆきます。モバイルという「界面活性剤」によって旧来のマーケティングとWebマーケティングが混ざりあう……。
さらに、日本の「ケータイ」黎明期とちがって、いまのWebにはソーシャルネットワーキングや、ソーシャルメディアという話題拡散のシカケが十分に仕込まれています。いったいなにが起きるんでしょうね?
ものすごくワクワクします。
…と、前ふりしたところでおなじみ、英国のマーケティング会社「Mobile Youth」が発表する2011年の若者トレンドレポートを紹介します!
なんと、12ページに、わたしのコメントも掲載していただいてます。
あー、びっくりした(笑)。
世界を旅しながら若者のトレンドをリサーチするMobile Youthがまとめたレポートは、説得力があります。
あなたは、どのトレンドに注目しますか?