トリムタブのブログ。

本ブログのデザインを変更するのに合わせて、タイトルを「モバイルマーケティングのヒミツ」から「トリムタブのブログ」に変更してみました。


とくにこの1年ほど、エントリーを書こうとする際、「モバイルマーケティング…というタイトルなのに、こんな記事は合わないんじゃね?」と感じることが多くなっていたわけです。


しかし、よくよく考えてみたら、じつはトリムタブジャパン自体が、必ずしもモバイルマーケティングの会社ではなくなっていることに気づき、今回、ブログのタイトルを変更することに。。。。
いや、気づくの、遅いなあ、自分、と失笑です。(自社HPはとっくに対応してたのに…)。


そう、「企業のマーケティング」の文脈の中において、いまや"モバイルマーケティング"は「特殊なジャンル」ではなく、ひとつの戦略オプションになりました。


具体的に言うと、ちょっと前までは、

モバイルマーケティングを実施したいが、どうすればよいか?」


という話だったのが、最近では

「今回のマーケティング施策の中で、モバイルはどういう役割を負うのだろうか?」


という話になった、というかんじでしょうか。


このブロブを読んでいる皆さんも、そう感じている方、少なくないと思います(?)。
モバイルマーケティングのソリューションが十分供給され、カンタン&廉価に構築・運用できるようになった結果、モバイルサイトそのものの構築や運用に対するノウハウ・知見はある程度一般的なものになった、と言えます。


むしろ最近では、モバイルの活用を考える中で、

TwitterYoutubeUstreamFacebookなど、ソーシャルメディアをどう活用するか?」


といった疑問が出てきた、という相談のほうが増えてきました。

参考:
最近のセミナーで紹介しているデータです。

Google Insights for Searchで「モバイルマーケティング」と「ソーシャルメディア」を比較したものです。クリックで詳細表示


昨年、2009年末を境に、マーケティングバズワードとして「モバイル」に代わって「ソーシャルメディア」が台頭してきたのがよくわかります。


"企業が、モバイルを上手く活用するためのお手伝い"をスタートラインに、実にまる4年活動してきたわけですが、こうした顧客企業のニーズの拡がりに、しなやかに対応してゆこうと思います。


もっとも、自分たちのコアがどこなのかという点はブレないように。。。。


10年モバイルマーケティングのエッジを走ってきて、わかったこと。
わたしたちのコアは「企業(クライアント)のお客様(カスタマー)の視点に立脚した、マーケティングの戦略設計と、対話動線の構築」です。
そういう意味で、ひきつづき"マーケティングでのモバイル活用の成功法則"の探求は止めませんし、発信してゆきます。


しかし、今後は以下の要な「モバイルから派生する話題」も取りこんでゆきたいと思います。

相変わらず、のんきな更新になりそうですが、今後ともよろしくお願いいたします。