美崎栄一郎さん講演

モバイル夜間大学の9月18日の講演に行ってきました。

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

  • 作者: 美崎栄一郎
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2009/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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の著者、美崎栄一郎さんのお話。

三崎さんは国内大手の家庭製品メーカーの研究職。
この本すでに増刷を重ねて総部数4万部を突破している!
と伺い、ぜひ著者のお話を、と足を運びました。


美崎さんのお話はとても魅力的で、活気に溢れていて
(面白い本の著者さんは、当たり前のようにお話もおもしろいですね・笑)
とても充実した2時間でした。
もちろん、Amazonで欠品してしまうほど売れている書籍は
言うまでもなくステキです
(もしAmazonで購入できるなら、いま買った方がいいですよ)。


"モバイルマーケティングのヒミツ"としては、
ちょっと違う観点から「あれ、あれ? そうだったんだ!」
と感じたことを書いておきたいと思います。


売れる本は「売れるパッケージ」の手法で作られている

今回美崎さんは売れる本づくりについてもお話されていたのですが
ここで語られていることが、まさにパッケージづくりのセオリー
そのままだったのです。
わたしなんかは「書籍は書籍の編集者に任せて作る」というスタンス
だったので、なるほどと素直に驚きました。

  • カオ(表紙+タイトル)から作る
  • メーカーとしてのブランドの強みをうまく利用する
  • 売り場で目立つことができる数の商品をつくって陳列する
  • ぱらぱらと中身を見た人が買いたくなるよう、中身を設計する
  • ブログなどで「書きたくなる」キーワードやキャッチコピーを入れ込む
  • 立ち読みで買いたくなるシカケをしっかりつくる


これ、パッケージ製品デザインの極意であり、
自分が経験した仕事で言えば「雑誌の編集長」の仕事そのものです。


また、モバイルサイトのサイト設計の注意点としても読めます。
深いです(笑)。