「ソーシャルメディアマーケティングは、先祖返りである」
昨日&本日と「ネット&モバイル通販ソリューションフェア2010」に参加してきました。
このイベントにはアドバイザリーボードとしてお手伝いしているのですが、今日の基調講演「TwitterとEC」では公式アカウントの<中の人>となってTwitterでの実況中継を担当しました。
緊張したけど、なかなかいい体験でした。(誤字もやらかしてましたが、ごめんなさい)
イベントではいろんなセッションがありましたが
「特別講演 ブログ、ツイッター等のソーシャルメディアで売上アップ!
クチコミで変わるネットショップ飛躍の秘訣とは?」
で株式会社オーガランドの野間浩平さんとアライドアーキテクツ株式会社中村壮秀社長のお話が面白かったのでご紹介したいと思います。
中村社長
「もともとマーケティングとは「対話」だった。
八百屋さんの店先で店主とお客さんがお喋りするような。
ところがマスマーケティングにシフトした。
功罪はあるが、罪は企業と消費者が遠くなったこと。
企業と顧客が対話・会話がなくなった。ところがソーシャルメディアが利用されるようになり
「企業が叫ぶ」時代から「ネットで消費者とつながれる」時代に。
断絶していた「対話」が復活した。「おもてなし」が大切な時代に。
マーケティングは「会話」に戻った」
まったくもって共感。わたしたちはこれを「"商い"のルネッサンス」とか(笑)、「デジタル三方よし」とか呼んでいましたが。。。
野間さん
「ECサイトの中のレビューは、会社物語のサブストーリー。
サイト上に共感を得られるサブストーリーを持っているということ。
レビューの数は(オーガランドでは)売上と完全にリンクしている。
レビューをつくるのは「プチ感動」。
「プチ感動」を作るのは、期待値を裏切られたとき。
最初は期待値を下げておいて、期待してなかった楽しみを与えると
(これが「プチ感動」)、誰かに話したくなってレビューを書く。
(オーガランドの)レビュー記入率は8〜10%になる」
これも素晴らしいお話!
モバイルでのマーケティングの成功法則セミナーでお話している「黄金のゴキブリ」の話と同じだ! とニヤニヤでした。
いい話伺うばかりでなくて、こちらの話もお伝えしたい。
新しいマーケティングの形についてのディスカッション、したいものです。